ミハイルイリイン(その他表記)Mikhail Iliin

20世紀西洋人名事典 「ミハイルイリイン」の解説

ミハイル イリイン
Mikhail Iliin


1895.12.29 - 1953.11.15
ソ連の児童作家。
バフムト生まれ。
本名イリヤ・ヤコウレビチ マルシャーク
詩人実兄の影響で大学在学中から、児童雑誌に子供むけの科学解説や社会主義建設の話を寄稿し始める。「偉大な計画の話」(1930年)はゴーリキーに高く評価され、’46年セガール夫人との共著「人間はどうして巨人になったか」で文名をあげる。その後も多くの科学啓蒙書を発表し、世界の児童文学に新境地を開いた。他の作品に「原子への旅」(’48年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む