現代外国人名録2016 「ミルコ・クロコップ」の解説
ミルコ・クロコップ
Milko CroCop
- 職業・肩書
- 格闘家,元政治家 元クロアチア国会議員
- 国籍
- クロアチア
- 生年月日
- 1974年9月10日
- 出生地
- ユーゴスラビア・クロアチア共和国ビンコッチ(クロアチア)
- 本名
- フィリポビッチ,ミルコ
- 経歴
- 1991年空手を始め、’93年からアマチュアボクシングに転向。アマチュア通算45戦40勝5敗(31KO)の成績を挙げプロに転向、IKBFフルコンタクトヘビー級チャンピオンになる。’96年3月K-1に初参戦。’99年12月K-1グランプリでアーネスト・ホースト(オランダ)に敗れ準優勝。2000年2月リングネームを本名からクロアチアの警官の意味となる“ミルコ・クロコップ”に改名。2001年8月K-1ジャパンさいたま大会で藤田和之にドクターストップ勝ちし、その後もプロレスラーを連破、“プロレスラーハンター”の異名を取る。同年11月PRIDEに参戦し、PRIDE17で高田延彦と引き分け。2002年4月PRIDE20でヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)と引き分け。同年暮れに警察官を辞職。2003年3月K-1グランプリでボブ・サップ(米国)にKO勝ち。2006年PRIDE無差別級GPを制した。2007年米国総合格闘技のUFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)に移籍。2月総合格闘技8戦全勝のエディ・サンチェズ(米国)にTKO勝ち、圧倒的な強さで米国デビューを飾った。2009年1月左膝前十字靱帯の再建手術を受ける。2012年3月対レイ・セフォー(ニュージーランド)戦で判定勝ち。2015年引退を表明。同年11月アンチ・ドーピング規定に違反したとして、2年間の出場停止処分を受ける。188センチ、104キロで、左ハイキックを得意とした。総合格闘技での戦績は31勝11敗2引き分け1無効試合。一方、2003年11月クロアチア社会民主党より国会議員に当選。2007年まで務めた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報