最新 地学事典 「ミロス火山島」の解説
ミロスかざんとう
ミロス火山島
Milos volcanic island
エーゲ海プレートの下にアフリカプレートが沈み込むことで生じた火山島(径10~20km)で,カルクアルカリ岩系の安山岩・デイサイト質の溶岩円頂丘,火砕丘からなる。島の北と南にある2個の火砕丘は,ともに流紋岩質の発泡のよい溶岩片からなり,それらの爆裂火口内から溶岩が流出している。西部にはデイサイト質の溶岩円頂丘がある。島の東部には水蒸気爆発で生じた100個以上の小爆裂火口(直径100m前後,深さ20~30m)があり,地熱開発が島中央部で行われている。
執筆者:守屋 以智雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

