ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ミーマーンサー・スートラ
Mīmāṃsā-sūtra
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…インドの思想家でミーマーンサー学派の学匠。学派の根本経典でジャイミニ作と伝えられる《ミーマーンサー・スートラMīmāṃsā sūtra》にシャバラスバーミンが注釈をほどこした《シャバラ・バーシャ》をさらに評釈し,《シュローカ・バールッティカ》《タントラ・バールッティカ》《トゥプティーカー》の3部より成る複注をあらわした。彼は,祭式主義の立場からの聖典解釈学を整備する一方,正統バラモン主義の立場から,ベーダ聖典を権威として認めない思想,とくに仏教を排撃することに努めた。…
…古代インドの学匠。ベーダ聖典の祭事部に関する体系的な解釈学を旨とするミーマーンサー学派の開祖と見なされ,この学派の根本経典《ミーマーンサー・スートラMīmāṃsā‐sūtra》の作者であると伝えられているが,それが現在見られるようなかたちに整えられたのは後100年ころと考えられる。この経典は,ジャイミニの名を冠せられて《ジャイミニ・スートラJaimini‐sūtra》,あるいは,12章より成っているので《十二章篇》とも称せられる。…
… ミーマーンサー学派の開祖はジャイミニ(前200ころ‐前100ころ)であるとされる。また,ジャイミニはこの学派の根本経典《ミーマーンサー・スートラ》(別名《ジャイミニ・スートラ》)の作者と伝えられているが,この経典が現存の形に編纂されたのは実際には後100年ころである。この経典によれば,この学派の目的は,人間がなすべき義務,つまりダルマ(法)の探求である。…
…その基本姿勢は,ベーダ文献は人間あるいは神が造った人為的なものではなく,永遠の過去から世界に存在しているもので,聖仙が神秘的な力によって感得したものであり,またベーダ聖典は絶対で,矛盾したことば,重複した無用のことばはまったくないとする点にある。100年ころに編纂された《ミーマーンサー・スートラ》(ジャイミニ作と伝えられる)が根本経典。(2)ベーダーンタ学派の哲学 この学派はミーマーンサー学派と同根の姉妹学派で,ベーダ文献の知識部(とくにウパニシャッド)の解釈を旨とする。…
※「ミーマーンサー・スートラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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