共同通信ニュース用語解説 「ムスダン」の解説
ムスダン
北朝鮮の新型中距離弾道ミサイル。旧ソ連製の潜水艦発射弾道ミサイル「SSN6」を独自に改良したとされ、発射台付き車両で運用される。射程は約2500~4千キロで、米軍の要衝グアムを攻撃目標に開発されたとみられている。「ムスダン」は米軍の呼称で、北朝鮮の呼称は「火星(ファソン)10」。今年4月に初めて発射実験を行ったが失敗。6月22日に通常より高い角度で発射した1発が高度千キロを超え、約400キロ飛行。通常のミサイルの軌道であれば3千キロ以上の飛行能力を実証したとみられている。(共同)
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