ムハンマドイグバール(その他表記)Muhammad Iqba ̄l

20世紀西洋人名事典 「ムハンマドイグバール」の解説

ムハンマド イグバール
Muhammad Iqba ̄l


1873 - 1938
インド詩人,思想家
元・ムスリム連盟アラーハーバード大会議長。
パンジャーブ州シアールコット生まれ。
1905年ヨーロッパへ留学し、西欧近代思想を学びながら、弁護士資格も取得した。このころ詩作を始め、イスラムの思想を詩にうたい、パン・イスラム主義思想にも関心をもつ。1920年代半ばから政治活動に関係して、1940年代以降のパキスタン構想の直接の先駆者である。パキスタンが独立した後も国家的詩人であり、絶大な尊敬を受けた。彼の作品には、1915年「自我の秘密」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android