ムハンマド皇太子

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ムハンマド皇太子

サウジアラビアのサルマン第7代国王の実子で、アブドルアジズ初代国王の孫に当たる「第3世代」の筆頭格。2017年6月に就任し、石油大国サウジの実権を握る。石油に依存しない経済への転換を目指す16年発表の「ビジョン2030」を推進する。国防相として15年にイエメン内戦に軍事介入中東覇権を争うイラン脅威を重視し、16年のイラン断交を主導したとされる。昨年11月、汚職などの疑いで富豪の王子ら多数の拘束を指揮政敵を粛清した。今年4月に映画館、6月に女性の自動車運転も解禁するなど、サウジ改革の旗手と評価される一方、強引な手法を懸念する声もある。(共同)

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