ムラーノ(読み)むらーの(その他表記)Murano

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムラーノ」の意味・わかりやすい解説

ムラーノ
むらーの
Murano

イタリア北東部、ベネト州、ベネト・ラグーナ(潟湖(せきこ))内の五つの小島からなる町。行政的には1923年からベネチア一部をなす。1292年ベネチアからのガラス工の移住契機としてベネチア・ガラス産地として知られるようになり、15~16世紀に全盛時代を迎えた。その後衰退したが、19世紀後半に再建され、いまも生産が盛ん。ガラス工芸博物館がある。

[堺 憲一]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む