メタモルフィックソール

最新 地学事典 「メタモルフィックソール」の解説

メタモルフィックソール

metamorphic sole

オフィオライト岩体マントル層序部の構造的下位に衝上断層を介して発達する,中圧の角閃岩相~グラニュライト相の苦鉄質変成岩および変成チャートを主とした変成岩ユニット。数10m~500m程度の厚さをもち,下位から上位に向かい変成温度が上昇するが,一般には角閃岩が脱水分解する温度には達しない。かつては海洋内衝上断層に沿った海洋リソスフェアの一部が衝上する際に,上盤の高温なマントル構成岩による熱伝達や塑性変形に伴う剪断熱に起因すると考えられていた。現在では高い地温勾配の沈み込み開始を特徴づける変成岩と考えられており,背弧拡大系が沈み込みに転じるような場合に形成されやすいとされる。

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参照項目:オフィオライト

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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