最新 地学事典 「下底変成域」の解説
かていへんせいいき
下底変成域
metamorphic sole
オフィオライトのマントルかんらん岩など,高温の固体状態で衝上した岩体の下底に形成される一種の接触変成帯。変形が激しく,片理やマイロナイト帯が発達。一般的に厚さ200m以下。衝上岩体に向かって緑色片岩相から角閃岩相へ変化し,グラニュライト相に達することもある。玄武岩質の火山岩や凝灰岩を原岩とすることが多い。オマーンやベイオブアイランズのものが有名。オフィオライトの構造的下位に伴うらん閃変成帯はこれに含めない。
執筆者:石渡 明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

