メトロドロス(その他表記)Mētrodōros; Metrodorus of Chios

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メトロドロス」の意味・わかりやすい解説

メトロドロス
Mētrodōros; Metrodorus of Chios

前4世紀頃のギリシア哲学者キオスのメトロドロスと呼ばれる。デモクリトス弟子。師の原子論エレア派存在論との調和を試みた。『自然について』 Peri physeōsを書く。

メトロドロス
Mētrodōros; Metrodorus of Lampsacus

[生]前330頃
[没]前278/前277
ギリシアの哲学者。ランプサコスの小メトロドロスと呼ばれる。エピクロスの弟子で親友。常にエピクロスとともにあったといわれる。

メトロドロス
Mētrodōros; Metrodorus of Lampsacus

前5世紀頃のギリシアの哲学者。ランプサコスのメトロドロスと呼ばれる。アナクサゴラスの弟子。ホメロスの『イリアス』の比喩的解釈をしたと伝えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む