メンマ

百科事典マイペディア 「メンマ」の意味・わかりやすい解説

メンマ

ネマガリダケモウソウチクなどのたけのこをゆでて乾燥したもの。中国広州台湾等で作られたため,かつては支那竹(しなちく)とも呼ばれた。中華そばの上置きとする。
→関連項目ラーメン(拉麺)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「メンマ」の意味・わかりやすい解説

メンマ(タケノコ)
めんま / 麺麻

中国産のマチク麻竹)のタケノコ塩漬けにして発酵させ、天日で乾燥したもの。湯や水でもどし塩抜きして、中国料理に用いる。南中国、台湾産が著名。

[編集部]


メンマ(オシダ)
めんま

オシダ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のメンマの言及

【タケ(竹)】より

…たけのこは生食のほか缶詰にする。ゆでて干して発酵させたメンマ(シナチク)は栄養価値が高い。たけのこの皮はウシの飼料となる。…

【筍】より

…中国料理でもいため煮やあんかけに多用される。中華そばの具などにされるメンマはマチク(麻竹)のたけのこをゆでて乾燥したのち,発酵させたものである。【鈴木 晋一】。…

【中国料理】より

… 乾筍広東や台湾でとれるタケノコを蒸し,塩漬けにして発酵させたもの。メンマとも呼んでいる。 金針菜甘草(カンゾウ)の花のつぼみを干したもの。…

【マチク(麻竹)】より

…稈は主として建築用に,生竹は観賞用にする。たけのこをゆでた後,乾かして発酵させたものがメンマ,マンミまたは支那竹(しなちく)で,中国料理に多く用いられる。稈の挿木でも繁殖できる。…

※「メンマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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