タイ北部の都市チェンマイ北東160kmにある、同国最北の県都チェンライ(Chiang Rai)の市内にある像で、この町のランドマークになっている。チェンライは、1262年にメンライ王がランナータイ王国(ランナー王朝)を建国した際、最初に都を置いた町である。市内にはワットプラシン(Wat Phra Sing)、最初にエメラルド仏が祀られたことで知られるワットプラケオ(Wat Phra Kaeo)、ワットプラ・タートドイトーン(Wat Phra That Doi Thong)などの寺院が数多くあるほか、カレン族、リス族、モン族、アカ族、ヤオ族など少数山岳民族を訪問する観光ツアーの基点になっている。◇正式名称は「King Meng Rai The Great Monument」。