20世紀西洋人名事典 「モイーズキスリング」の解説
モイーズ キスリング
Moïse Kisling
1891.1.22 - 1953.4.29
フランスの画家。
クラクフ(ポーランド)生まれ。
クラクフの美術学校で印象派の流れを組むパンキェヴィッチに学び、1910年パリに出て、モンマルトルのバトー=ラヴォワール(洗濯船)に住み、モディリアーニらと交わる。第一次大戦後フランスに帰化する。1917年よりモンパルナスに住みエコール・ド・パリの一員となる。色彩的キュビズムの影響を受け透明感のある色彩で肖像、静物を描いた。主な作品は、「モンパルナスのキキ」、「ポーランド風の肩掛の娘」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報