精選版 日本国語大辞典 「もくり」の意味・読み・例文・類語 もくり 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 物を口にほおばるさまを表わす語。[初出の実例]「『何を言ふだね、爺さん』と媼(ばば)は一箸もくりと頬張って」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後)② ものが盛りあがっているさまを表わす語。[初出の実例]「広いところで七八町の焼砂原、それからもくりとした砂丘が」(出典:潮風(1920‐21)〈里見弴〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例