モデル法(読み)モデルほう(その他表記)model law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モデル法」の意味・わかりやすい解説

モデル法
モデルほう
model law

国際的に法の統一をしようとする場合,条約締結の方法によっては必ずしもその目的を達成できないことがある。そこで,ほか手段として,特定問題につき統一的な模範となりうるモデル法を作成し,各国立法者が,そのなかから自国が必要と判断する規則を国内立法するという方法が考えられた。一例としては, 国連国際商取引法委員会 UNCITRALの 1976年第9会期において作成された「国際商事仲裁に関するモデル・ルール」UNCITRAL Arbitration Rulesがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む