ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モノクロメータ」の意味・わかりやすい解説 モノクロメータmonochromator 単色分光計ともいう。いろいろな波長を含んだ光のなかから,ある特定の波長の光 (単色光 ) を選び出すための光学器械。普通は入射スリット,コリメータレンズ (または凹面鏡) ,分散系 (プリズム,回折格子など) ,結像レンズ (または凹面鏡) ,出射スリットからできている。分光光度計の主要部はモノクロメータである。もっと広い意味では光に限らず,電子線や粒子線をそのエネルギーに従って分散させ,特定のエネルギーのものだけを選び出す装置をいうこともある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by