現代外国人名録2016 「モハメドエラリアン」の解説
モハメド エラリアン
Mohamed A. El-Erian
- 職業・肩書
- エコノミスト アリアンツ・チーフエコノミック・アドバイザー 元ピムコCEO
- 生年月日
- 1958年8月19日
- 出生地
- 米国ニューヨーク
- 学歴
- ケンブリッジ大学,オックスフォード大学大学院
- 学位
- 経済学博士(オックスフォード大学)
- 経歴
- 国際通貨基金(IMF)に15年間勤務した後、米シティ・グループ系列のソロモン・スミス・バーニーのマネージング・ディレクターを務める。1999年米大手債券運用会社ピムコに入社。マネージング・ディレクター、投資戦略グループのシニア・メンバーを務め、“債券王”の異名を持つ同社創業者ビル・グロスと共同で資産運用を担った。その後、米ハーバード大学基金を運用するハーバード・マネジメント・カンパニーの社長兼CEO(最高経営責任者)として2年間勤務。この間、同大学のビジネス・スクールで教鞭を執り、同大学の副財務長も務めた。2007年ピムコCEO。2014年3月ドイツのアリアンツ・チーフエコノミック・アドバイザーに転身。リーマン・ショックの前年である2007年、著書「市場の変相」で金融危機を含む世界経済の構造転換を予測。また、金融危機後の世界の低成長を示す“ニューノーマル(新たな常識)”を提唱した。エジプト首相候補に名前を挙げられたこともある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報