山川 世界史小辞典 改訂新版 「モルモン教会」の解説
モルモン教会(モルモンきょうかい)
Mormon Church
末日聖徒イエス・キリスト教会の通称。1830年にジョセフ・スミスが『モルモン経典』を著して創始。西部におけるシオン(地上の王国)建設をめざす。一夫多妻制を実施したため各地で迫害を受ける。ブリガム・ヤングの指導下,モルモン・トレールを切り拓いて,47年に現在のユタ州グレートソルト湖畔に約束の地を見出す。一夫多妻制廃止のあと,96年にユタは第45番目の州として連邦に加入。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報