20世紀西洋人名事典 「モーリスシュヴァリエ」の解説
モーリス シュヴァリエ
Maurice Chevalier
1889.9.12.(8.12.説あり) - 1972.1.1
フランスのシャンソン歌手,俳優。
パリ生まれ。
少年時代から歌い始め、ミスタンゲットの相手役に抜擢された後、コンビで名をはせ、私生活では愛人関係にあった。第一次世界大戦後、カンカン帽と蝶ネクタイをトレードマークに活躍し、1928〜35年にはハリウッドに招かれ、「今晩は愛して頂戴な」(’34年)、「メリー・ウィドー」(’34年)など44本の映画に出演し、国際的スターとなった。帰国後も、舞台や映画で華やかに活躍し、’68年80歳の時、パリのシャンゼリゼ劇場公演を最後に引退するまで、パリを象徴するエンターティナーとして活躍した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報