かんかん帽(読み)カンカンボウ

デジタル大辞泉 「かんかん帽」の意味・読み・例文・類語

かんかん‐ぼう【かんかん帽】

麦わらを固く編んで作った、上部が平らでつばのついた男性用の帽子 夏》
[類語]被り物帽子山高帽子シルクハット中折れ鳥打ち帽ハンチングベレーボンネットシャッポキャップハットソフト帽麦藁帽子パナマ帽制帽学帽角帽チロリアンハットテンガロンハットトルコ帽正ちゃん帽鳥打ち帽子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「かんかん帽」の意味・読み・例文・類語

かんかん‐ぼう【かんかん帽】

〘名〙 麦わらを堅く編んで作った、男子用の夏の帽子の俗称。いただきが平らで周囲につばのあるもの。大正中期から昭和初期にかけて流行した。かんかんぼうし。かんかん。《季・夏》
人生劇場(1933)〈尾崎士郎〉青春篇「古いカンカン帽をあみだにかぶって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android