モールの理論(その他表記)Mohr's theory

法則の辞典 「モールの理論」の解説

モールの理論【Mohr's theory】

材料破壊される条件を弾性論の立場から論じたもので,物体内の一点Pにおいてある平面を考え,その面に関する接線応力 τs法線応力 τn に関係するある値 f(τn)となったときに破壊が起こると考えるものである.

この理論は,1913年にモール(Ch. O. Mohr)により提案されたものであるが,いろいろの事例をかなりよく説明できるものの,適合しない例も知られるようになり,後に発表されたミーゼス‐ヘンキーの理論(ミーゼスの降伏条件*参照)のほうがよく用いられるようになった.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む