普及版 字通 「ヤク・まつり」の読み・字形・画数・意味

8画
(異体字)
22画
[字訓] まつり
[説文解字]

[金文]

[字形] 形声
声符は
(勺)(しやく)。
に
(約)(やく)の声がある。〔説文〕一上に「夏の祭なり」とする。〔詩、小雅、天保〕に「
祠(やくし)烝嘗(じようしやう)」とあり、
の字を用いる。時祭を〔毛伝〕に春祠・夏
・秋嘗・冬烝とし、〔礼記、王制〕に春
・夏
・秋嘗・冬烝とし、
には春・夏の二説がある。〔説文〕は〔毛詩〕説による。金文には、時祭の名を定めるべき適当な証例はみえない。[訓義]
1. まつり、はるまつり。また、なつまつり。
2. 字はまた
に作る。[古辞書の訓]
〔名義抄〕
・
マツリ[熟語]

▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

