ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤズデゲルド1世」の意味・わかりやすい解説 ヤズデゲルド1世ヤズデゲルドいっせいYazdegerd I 古代イラン,ササン朝の王 (在位 399~420) 。シャプール3世 (または2世) の子。ゾロアスター教僧侶の影響力から逃れるべく,宗教的に不偏不党の態度をとり,キリスト教徒の迫害をやめ,ビザンチン帝国とは友好関係を維持した。また,貴族たちの権力を押えようと努めたが,結局は彼らの抵抗にあい,謀殺されたという。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by