現代外国人名録2016 「ヤーンミュルダール」の解説
ヤーン ミュルダール
Jan Myrdal
- 職業・肩書
- 批評家,作家,随筆家
- 国籍
- スウェーデン
- 生年月日
- 1927年7月19日
- 出生地
- ストックホルム
- 学歴
- ウプサラ大学〔1980年〕卒
- 経歴
- 1963年よりストックホルムの新聞のコラムニストなどを務める。マルクス主義者として、政治に関わり、’68年の学生運動の理論的支柱ともなった。’63年の「中国農村からの報告」で世に出、多くの中国関係の著書があるほか、’60年の「文化の交差点」などでアフガニスタンを、’70年の「アルバニアの挑戦」で同国を取り上げた。小説の創作では「帰郷」(’54年)、「歓喜の春」(’55年)などの初期作品を経て、’64年の自伝風の「あるヨーロッパ知識人の告白」などで、社会批判や知識人の責任を問う。ほかの著作に紀行文「シルクロード」(’77年)、評論集「日曜の朝」(’65年)、随筆「無秩序の法」(’75年)などのほか、自伝「嫌われた子供」(’82年)、「もう一つの世界」(’84年)でノーベル賞受賞者の両親との幼年時代を描いた。映画やテレビドキュメンタリーの作品もある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報