普及版 字通 「ユウ・なく」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] なく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は幼(よう)。〔説文〕三上に「鹿の鳴く聲なり」とあり、〔詩、小雅、鹿鳴〕に「(いういう)たる鹿鳴 野の(ひやう)を(は)む」の句がある。その擬声語である。
[訓義]
1. なく、鹿のなくこえ、鳥のなくこえ。
2. むせぶ、むせぶこえ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 鹿鳴なり。ナク 〔字鏡集〕 シカナク・シシノナク・ナク
[熟語]
咽▶・嚶▶・▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報