普及版 字通 「ユウ・はぐさ・みにくい」の読み・字形・画数・意味
11画
[字訓] はぐさ・みにくい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は秀(しゆう)。秀に誘(ゆう)の声がある。〔説文〕一下に「禾粟(くわぞく)下に生ずるはなり」とあり、童梁ともいう。〔詩、小雅、大田〕「(らう)あらず、あらず」の〔毛伝〕に「に似たるものなり」とあり、一本数茎、よく茂り、稷(しよく)(たかきび)に似て実の入らぬもの。〔孟子、尽心下〕「を惡(にく)むは、其のを亂ることをるればなり」という。好言に対して、言という語がある。
[訓義]
1. はぐさ、しこぐさ。
2. みにくい、わるい。
3. にがな。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 田乃比江(たのひえ)、、田乃美乃(たのみの)〔名義抄〕 ハグサ・アシ 〔字鏡集〕 イネ・アシ・ツク・イネウウ・ヱノコグサ・ヒツハクサ・ヒツツナ・ハクサ・タネ
[熟語]
言▶・草▶・民▶・命▶
[下接語]
禾・讒・榛・・帯・幽・良・・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報