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ゆくの木(読み)ゆくのき

精選版 日本国語大辞典 「ゆくの木」の意味・読み・例文・類語

ゆく‐の‐き【ゆくの木】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科の落葉高木。本州の関東以西、四国、九州の深山に生える。高さ一〇メートル内外。若枝には褐色綿毛散布。葉は奇数羽状複葉、各小葉は長楕円形で裏面は白い。葉柄の基部はふくれて翌年用の冬芽を包む。夏、葉腋に白い小さな蝶形花が円錐状に集まって咲く。豆果は細長く長さ約八センチメートル。材で天秤(てんびん)などをつくり、また細工物や建築用に使われる。みやまふじき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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