ゆっくり滑り

共同通信ニュース用語解説 「ゆっくり滑り」の解説

ゆっくり滑り

プレート境界数日数年かけてゆっくりすべる現象。別名スロースリップ。ゆっくり滑りのほか10~100秒程度で1往復する非常にゆったりした揺れを起こす超低周波地震なども含めて、人が感じる揺れを生じないでプレートがずれる現象を「スロー地震」といい、千葉県東方沖や四国沖、九州日向灘などで観測されている。2011年の東日本大震災などの研究から、スロー地震が巨大地震の引き金となる可能性が注目されている。

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