ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユンゲル」の意味・わかりやすい解説
ユンゲル
Jüngel, Eberhard
ドイツのプロテスタント神学者。 1955~59年ベルリン神学大学に学び,博士号,教授資格などを取得。ベルリンでは主としてブルトマン学派の E.フックスの指導を受け,その解釈学的関心は新約聖書学から始って教義学に及び,さらに実践神学にいたる広がりをみせている。ベルリンでは 61年から新約聖書学,63年からは教義学と解釈学を講じ,チューリヒ大学教授を経て,69年以来テュービンゲンで組織神学教授として活躍している。主著は『死-その謎と秘義』 Tod (1971) のほか"Paulus und Jesus" (64) ,"Die Freiheit der Theologie" (67) ,"K. Barths Lehre von der Taufe" (68) ,"Praktische Theologie zwischen Wissenschaft und Praxis" (68,K.ラーナー,M.ザイツと共著) ,"Was ist ein Sakrament?" (71,K.ラーナーと共著) ,"Geistesgegenwart" (74) ,"Gott als Geheimnis der Welt" (77) 。
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