ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 ユーザーマイクロプログラムuser microprogram マイクロプログラムはコンピュータの最も中枢的なところにあり,命令語の解釈実行や,コンピュータの制御,誤りの発見などに使われ,これを利用者 userが簡単に変更することはコンピュータ自体を破壊することになるから,一般には利用者には使わせないのがこれまでの慣習であった。しかし特別な利用者が特殊な目的の処理をしたいというときに,その機能をマイクロプログラムで実現すると非常に効率的なので,最近はマイクロプログラムの一部は利用者が任意に使うことを許すようにシステムが進歩してきた。これをユーザーマイクロプログラムという。 (→エミュレーション ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by