ユーリードンブロスキー(その他表記)Yurii Osipovich Dombrovskii

20世紀西洋人名事典 「ユーリードンブロスキー」の解説

ユーリー ドンブロスキー
Yurii Osipovich Dombrovskii


1909 - 1978
ソ連の小説家。
モスクワ生まれ。
1932年に政治的理由で逮捕され、カザフ共和国のアルマ・アタ市に追放される。同地で図書館員、教師などを経て、カザフスタン中央博物館に勤務し、’39年より執筆活動に入る。「猿が自分の頭蓋骨を取りに来る」(’59年)ではベルリンを舞台にナチス・ドイツの人種政策を弾劾し、「古代保存官」(’66年)ではスターリン粛清下の知識人たちの運命を政治、文化の視点から描き、ソ連内外で高く評価された。また、遺作となった長編「無用物学部」(’78年)はソ連での刊行は許されず、彼の死後パリで発表された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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