ヨウ化シアン(読み)ヨウカシアン

化学辞典 第2版 「ヨウ化シアン」の解説

ヨウ化シアン
ヨウカシアン
cyanogen iodide

ICN(152.92).シアン化ヨウ素(iodine cyanide),ヨードシアン(iodocyanogen)ともいう.シアン化ナトリウムまたはシアン化カリウム水溶液とヨウ素との反応で得られる.白色の三方晶系針状結晶.I-C≡N直線形分子.C-I約1.96 Å,C-N約1.16 Å.融点146~147 ℃(封管中).開放では146 ℃ で昇華する.水,アルコール類,エーテルに可溶.殺虫,殺菌剤,とくに昆虫のはく製製作用の保存剤に用いられる.[CAS 506-78-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む