20世紀西洋人名事典 「ヨハネスイッテン」の解説
ヨハネス イッテン
Johannes Itten
1888.11.11 - 1967.3.25
スイスの画家,造形教育家。
ベルン近郊のシュバルツェンエック生まれ。
表現主義的画風を経て、幾何学的構成主義に達する。1919年グロピウスに招かれて、ワイマールのバウハウスで基礎コースの指導にあたる。ヘルツェンの色彩論を発展させ、美術基礎教育の組織的方法を確立した。その後、ベルリンにイッテン学校を創設する。また、クレーフェルトの織物高等専門学校校長、チューリヒ市立工芸学校校長と同工芸館館長、リートベルク美術館館長を歴任する。主著に、「色彩の芸術」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報