20世紀西洋人名事典 「ヨーゼフカイルベルト」の解説
ヨーゼフ カイルベルト
Joseph Keilberth
1908.4.19 - 1968.7.20
ドイツの指揮者。
カールスルーエ生まれ。
父はチェロ奏者で、1935年故郷の市立劇場の音楽総監督となる。以後、ドイツ・フィルハーモニー、その後身のバンベルク交響楽団、ドレスデン国立劇場、ハンブルク・ハーモニー管弦楽団の指揮者を経て、’51年バイエルン国立劇場の指揮者となる。またバイロイト、エディンバラ、ザルツブルク音楽祭などにも出演し、’59年バイエルン国立劇場音楽総監督。重厚で堅実な指揮ぶりで知られ、NHK交響楽団にたびたび客演、後に名誉指揮者に任じられた。’68年ミュンヘンで指揮中に倒れ、心臓麻痺のため死去。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報