20世紀西洋人名事典 「ライナーチムニク」の解説
ライナー チムニク
Reiner Zimnik
1930 -
ドイツの画家,グラフィックアーティスト。
シュレジア地方ボイテン生まれ。
第二次大戦中、家族と戦火を避け、バイエルンに行く。ミュンヘンの美術学校で学び、1954年絵本の処女作「輪突きのクサーヴァと黄色い馬」を作り上げる。その作品は、わかりやすい筋立ての物語が、ユーモラスなペン画と同時進行する。’60年代以降、テレビ劇画も手掛け、「レクトロ物語」(’62年)等を製作。「ビルの風船旅行」(’72年)に代表されるような彩色絵本も書く。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報