最新 地学事典 「ラグ堆積物」の解説
ラグたいせきぶつ
ラグ堆積物
lag deposit
侵食面上に残留した粗粒な堆積物。河川や海底扇状地のチャネルを充塡する堆積物の基底や火砕流堆積物の基底などにみられる。チャネル底などの下位の層をはぎ取った偽礫状のきわめて粗粒な堆積物。元来は,侵食によって細かな堆積物が運搬された後に残った残留堆積物を指すが,必ずしも残留堆積物だけを指しているとは限らず,基底に存在する,その上位の堆積物より粗い堆積物をラグ堆積物と総称することが多い。
執筆者:保柳 康一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

