ラコフスキー(その他表記)Rakovskii, Khristian Georgievich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラコフスキー」の意味・わかりやすい解説

ラコフスキー
Rakovskii, Khristian Georgievich

[生]1873.8.13. コテル
[没]1938以後
ブルガリアの革命家,のちソ連の政治家,外交官。ブルガリアの作家 G.ラコフスキの孫。社会主義活動のゆえをもってソフィア大学を放校されたあと,モンペリエ大学で医学を修めた。その後ルーマニアで革命活動を行い投獄された (1916) が,ロシア軍によって解放され,レーニンボルシェビキ入党十月革命後,ロシア共産党中央委員,ウクライナ人民委員会議議長に選出された。しかしスターリンと対立してその職を解かれ,1923年ロンドン駐在公使,続いてフランス駐在大使に左遷。 27年にはトロツキー支持のため,党を除名され,アストラハンに流された。そこでもスターリンを非難し続けたが,34年自説を撤回,翌年復党を許された。 38年スターリンの大粛清によって 20年の重労働の刑を受け,強制収容所で死んだと推定されている。

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