ラコーン・チャトゥリー(その他表記)Lakon Jatri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラコーン・チャトゥリー」の意味・わかりやすい解説

ラコーン・チャトゥリー
Lakon Jatri

タイの儀式舞踊。「チャトゥリー」は「呪術師」の意味。起源は南部のナコンシータンマラートに伝わる儀式に求められる。アクロバットのような動きが特徴で,たとえば頭を後ろに曲げながら開いた両足から顔を出すヨーガのようなポーズをみせる。3人の演者と歌手,音楽演奏者で構成され,仏教説話『ジャータカ』から「マノーラ」を上演する。上演前に男性演者がラム・サットという演劇の神に対して儀式舞踊を行う。 14世紀頃,次第に形態を変えて都市部に伝えられ,ラコーン・ノーク (ノークは「南部」の意) と呼ばれる舞踊劇となった。上流階級に演じられ,ラーマ2世による戯曲もある。

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