…背景には,無限の奥行きを感じさせる想像的な山岳風景が,レオナルド特有の微妙きわまりないスフマート(ぼかし)の技法で描かれている。モナ・リザ(〈モナ〉は貴婦人の敬称)の呼称は,この絵のモデルがフィレンツェの貴族フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザであるとするバザーリの記述に基づく(このため〈ラ・ジョコンダLa Gioconda〉とも呼ばれる)。モデルについては種々の異説(イザベラ・デステ説,コスタンツァ・ダバロス説,女装の男性説など)があるが,この神秘的な女性のイメージが単なる肖像=個別像でないことは明らかである。…
※「ラジョコンダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...