ラスナスラーニー(その他表記)Ra's Naṣrānī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラスナスラーニー」の意味・わかりやすい解説

ラスナスラーニー
Ra's Naṣrānī

1982年までシャルムアッシャイフ Sharm al-Shaykhと呼ばれた。エジプト,シナイ半島の南東岸,アカバ湾の入口にある入江をいう。ヘブライ語で「ソロモンの湾」の意味をもつミフラズ・シェロモとも呼ばれている。アカバ湾に入るチラン海峡を扼する戦略上の拠点として,イスラエルの建国後,ここに砲台が設置された。 1967年の第3次中東戦争でイスラエルに占領され,空港とエラースからの高速道路が設置された。 72年に新しい町オフィラが建設され,戦略上の拠点であるとともに,観光,避暑地として開発されたが,82年4月 25日にエジプトに返還された。エジプトもイスラエルの計画を継承し,この地を観光の中心として開発,保養地として多くの観光客を集めている。

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