ラドウィッツ(その他表記)Radowitz, Joseph Maria von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラドウィッツ」の意味・わかりやすい解説

ラドウィッツ
Radowitz, Joseph Maria von

[生]1797.2.6. ハルツ,ブランケンブルク
[没]1853.12.25. ベルリン
ドイツ,プロシア軍人,政治家。カトリック教徒でキリスト教的ロマン主義と軍人至上主義の入り交った強い性格をもち,プロシアの軍事的指導によるドイツの統一を初めて主張した。 1823年プロシア陸軍に入り皇太子 (のちのフリードリヒ・ウィルヘルム4世) と親交をもった。 30年砲兵参謀長。 48年の三月革命に際し,フランクフルト国民議会プロシア代表。 50年エルフルト議会でプロシアを代表してドイツ各諸邦との連合に尽力。同年外相となり,ヘッセン=カッセル蜂起を機にオーストリアと対峙したが,和合派に敗れ,50年 11月解任された。 52年陸軍教育総監。その後も国王との個人的友情は続いたが,その影響力は以前ほどではなかった。彼のドイツ統一の夢はビスマルクによって達成された。

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