ラビオーリ(読み)らびおーり(その他表記)ravioli イタリア語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラビオーリ」の意味・わかりやすい解説

ラビオーリ
らびおーり
ravioli イタリア語

単数形はravioloであるが、普通、複数形でよばれる。語源縮小辞のついたrapa(かぶら)であるという説が有力。卵入りのパスタ(こねた練り粉)を薄板状にのばし、中に詰め物をして、中角、長方形、半月形などに仕上げたものをさす。詰め物にはリコッタ(生チーズの一種)、野菜、ひき肉などが使われる。発祥の地イタリアのジェノバでは別名ラザーニェ・コ・ツェンボ、すなわち「こぶのあるラザーニャ」とよばれている。塩を加えた熱湯の中でゆで、浮き上がってきたら熱いナポレターナ・ソースで和(あ)え、食卓パルメザンチーズをかける。

[西村暢夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む