ラムズゲート(その他表記)Ramsgate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムズゲート」の意味・わかりやすい解説

ラムズゲート
Ramsgate

イギリスイングランド南東端部,ケント県北東端部,サネット地区の町。カンタベリー東北東約 25kmにあり,ドーバー海峡に臨む。小さな漁村から発展した港町で,18世紀中頃今日の港が建設され,バルト海沿岸を中心としたヨーロッパ諸国との取り引きが盛んとなり,20世紀にはケント炭田の開発に伴って石炭積出港としても発展。また海浜保養地としても知られるようになり,ケント県で最も人気のある保養地の一つである。南のペグウェル湾にはホバークラフトエアクッション艇)の基地があり,フランスのカレーとの間に海峡横断の定期航路が開かれている。人口 3万7967(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android