ラモンベレンゲール4世(その他表記)Ramón Berenguer Ⅳ

改訂新版 世界大百科事典 「ラモンベレンゲール4世」の意味・わかりやすい解説

ラモン・ベレンゲール[4世]
Ramón Berenguer Ⅳ
生没年:1114-62

バルセロナ伯。在位1131-62年。1137年,隣国アラゴンのペトロニーラ王女との結婚によって同国と自国カタルニャを連邦の形で結びつけ,いわゆるアラゴン連合王国を発足させた。さらに44年以降はプロバンス侯国の支配権も握って先代以来のカタルニャとのきずなを一段と固めた。他方,アラゴンとの連合で強化された軍事力を生かしてトルトサとレリダの2イスラム教国を征服,53年までにはエブロ川河口を確保する形でカタルニャの国土回復戦争(レコンキスタ)を完了した。
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世界大百科事典(旧版)内のラモンベレンゲール4世の言及

【アラゴン連合王国】より

…王位継承者はなく,ナバラは離反し,カスティリャはイスラム期の旧サラゴサ王国領に対する野心をいっそう露骨に打ち出してきた。そこですでに修道生活に入っていた王弟ラミロ(2世)が貴族たちの指名を受けて即位,やがて結婚してペトロニーラが生まれると,これをカタルニャ伯ラモン・ベレンゲール4世に嫁がせることによって危機の打開を図った。2人の結婚は厳密に王族間の私的行為と解釈され,アラゴンとカタルニャ2国の合併ないしは統合を意味するものではなかった。…

※「ラモンベレンゲール4世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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