20世紀西洋人名事典 「ラルフベイツ」の解説
ラルフ ベイツ
Ralph Bates
1899 - ?
英国の小説家。
プロレタリア小説家。第一次大戦に従軍。スペインで共産党のオルグとしてバルセロナの波止場人足を組織、又スペイン内戦で人民戦線側に立ち活躍。作品は特異で、1934年発表の「割の悪い人たち」はスペインで政治活動に従事するイギリス人コミュニストを描いた自伝的小説、’36年発表の「オリーブ畑」は30年代のスペインの労働者の苦しみと反乱を描いた作品。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報