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らん留(読み)らんどめ

精選版 日本国語大辞典 「らん留」の意味・読み・例文・類語

らん‐どめ【らん留】

  1. 〘 名詞 〙 連歌俳諧で、一句が「らん」で終わる修辞をいう。古来、「推量のらん」のほか、「現在のらん」「過去のらん」「疑いのらん」など、その修辞には細かな故実があった。
    1. [初出の実例]「一、第三。てとめよし。若(もし)てもじ折合ならば、らんとめもなしとめよし」(出典男重宝記(元祿六年)(1693)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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