20世紀西洋人名事典 「ラースガリン」の解説
ラース ガリン
Lars Gunnar Victor Gullin
1928.5.4 - 1976.5.17
ジャズ奏者。
スウェーデン生まれ。
軍隊時代はクラリネットを吹いていたが、1949年以降はバリトン・サックスを手にし、’53年には自己のクインテットを結成して多くの訪欧アメリカ人ミュージッシャンらと共演した。渡米すること無く本場のジャズ・シーンにインパクトを与え、’54年にはヨーロッパ人としてはじめてダウンビート誌批評家投票の新人賞を得ている。代表作に「ラース・ガリン・4」などがあるが、しばしば麻薬に手をのばし、政府の助成金に頼って暮らした。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報