最新 地学事典 「リカルド鉱」の解説
リカルドこう
リカルド鉱
rickardite
化学組成Cu3−x Te2の鉱物。直方晶系,空間群Cmcm, 格子定数a0.397nm, b0.400, c0.611, 単位格子中2分子含む。新鮮なとき紫紅色,さびやすい。金属光沢,塊状。劈開なし,硬度3.5, 比重7.54(測定値),7.467(計算値)。鉱脈鉱床からバルカン鉱・黄鉄鉱・斑銅鉱・自然テルル・ペッツ鉱・シルバニア鉱・ベルチェ鉱などとともに産出。静岡県河津鉱山から見いだされている。鉱山技師T.A.Rickard(1864~1953)にちなみ命名。
執筆者:青木 義和・清水 正明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

