リチャード・M.ティトマス(英語表記)Richard Morris Titmuss

20世紀西洋人名事典 の解説

リチャード・M. ティトマス
Richard Morris Titmuss


1907 - 1973.(1974.説あり)
英国の社会政策学者。
元・ロンドン大学教授。
ベッドフォードシャー生まれ。
1942〜49年まで内閣で歴史家として勤務した後、’50年T.H.マーシャルの後任としてロンドン大学社会学部主任教授となる。社会科学の他分野の成果を取り入れて理論化する方法は、後の研究者に多大な影響を与え、戦後の英国の社会研究の基礎を築いた。また、政治的には労働党に所属し、同党の政策立案に貢献したほか、海外の多くの国々の社会保障、保健・福祉の研究、政策形成に貢献した。主著に「国家理想と現実」(’58年)、「社会政策」(’74年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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